ふせぎ隊のプログラムは、「①知る→②考える→③行動する」という基本3つの要素で構成されています。要素ごとにいくつかの活動があり、参加対象や人数など依頼内容に合わせて使い分けています。テーマによって切り口や内容が違っても「自分にできることを一つでも見つけて取り組むことが大切」というメッセージは共通しています。



 



屋内プログラム(一例)

プログラムごとに違ったテーマのメッセージを伝えることができます。

ペープサート:46億年地球の歴史

地球が生まれてから現在に至るまでの46億年の物語をペープサート(紙人形劇)形式で紹介します。長い歴史の中で、地球には様々な出来事(海の誕生、全球凍結、巨大隕石衝突など)があったこと、生き物は環境に合わせて姿や形、生活を変えて生きてきたこと、人間が地球に現れ、様々な環境問題が起こってきたのは地球の歴史の中でごく最近であることなどを感じてもらいます。


【推奨人数】 40名程度
【貸 し出し】 行っていません。 

エコミッケ


日常生活の中で、何気なくしている事で「もったいないこと」は、たくさんあります。その「もったいない」は、エネルギーや水など私たちの生活に欠かせない物ばかりです。「我慢する」のは大変な事ですが「もったいない」を減らすことはすぐに始められます。このプログラムを通して、そんな「もったいない」を絵の中から探してもらい、「自分でできること」を考え実践するきっかけ作りを行います。

【推奨人数】 40名程度(グループに分かれて実施)
【貸 し出し】 可能 ※プログラム実施マニュアルあり

エコミッケ~つながり編

「食べ物」そして「物」が生産されてから私たちの手元に来るまでには、多くの人の手間やエネルギーそして資源を使っています。捨てる時も同じです。その過程は様々ですが、中には「地球にやさしい」つながりで行う方法もあります。このプログラムを通して、日頃、何気なく手にしている色々な「物」のつながりについて考え、それらを大事にする気持ちを持つきっかけづくりを行います。

【推奨人数】 40名程度(グループに分かれて実施)
【貸 し出し】 可能 ※プログラム実施マニュアルあり

電気な人はだれ?

私たちの生活は、電化製品やガソリン等の燃料を使う多くの機器に支えられています。普段何気なく使っている様々な電化製品やガス機器、車などの中で、自分にとって本当に必要なものはどのくらいあるのでしょうか?生活の一部となっているこうした機器を「我慢して使わない」ということはできませんが、「使う時と使わなくても良い時を選択する」ことはできるのではないでしょうか。このプログラムでは「その電化製品やガス機器がなかったとしたら代わりにどんなことをすれば良いのか」を参加者各自に考えてもらうことで、自分なりの省エネ行動を発見するきっかけ作りを行います。

【推奨人数】 40名程度(グループに分かれて実施)
【貸 し出し】 可能 ※プログラム実施マニュアルあり

つながり並び替えゲーム

私たちの身の回りにある物は、すべていろいろなつながりを持って生まれてきています。そのつながりについて考えてみたことはありますか?すべての物は、生産→消費→廃棄・・・というように、私たちのもとに来るまでに、そして、手元からはなれた後にも様々な道のりがあります。「じゃがいも」のつながりの一例に触れ、生産から消費そして廃棄、再び畑に戻るまでのつながりについて考え、私たちの生活は見えないつながりによって支えられている事を知ります。このプログラムを通して、「食べ物を残さず大切にいただくこと」「物を大切に使うこと」を考え実践するきっかけづくりを行います。

【推奨人数】 40名程度(グループに分かれて実施)
【貸 し出し】 可能 ※プログラム実施マニュアルあり

水のすごろく

水の中には様々な生き物が生活しています。水辺に棲む生き物は、水の汚れを食べることで分解し、水をきれいにします。そうした場所には、水草、微生物、魚などが生活し、それらを餌として様々な鳥や生き物がやってきます。このように水辺の環境は様々な生き物によって保たれており、同時に多様な生き物を養っています。このプログラムでは、汚れた湖がきれいになっていく過程を例に、多様な生き物がいることの大切さを感じ、「水」や「生き物」と私たちの生活とのつながりを考えるきっかけづくりを行います。

【推奨人数】 5名程度
【貸 し出し】 可能  ※プログラム実施マニュアルあり

パズルで世界の...ここが変!

海面上昇、氷河の融解など、地球温暖化の影響の可能性が高いと言われている様々な事象の写真を切り分けて作成したパズルを、ヒントをたよりにグループで協力しながら完成させます。その後、一部を隠している写真の説明文に、正しい言葉や文を選んで、説明文を完成させます。終了の合図までは次の種類のパズルに挑戦し、終了の合図後、世界地図でそれぞれの写真が撮られた場所を確認しながら、様々な場所でこれまでに見られなかった異変が生じていることを伝えます。パズルは12種類ありますが、全てを使用するフルバージョンと、4~5種類のみを使用するミニバージョンでの実施方法があり、テーマや参加者の年齢層、実施時間に合わせて、使用するパズルの数や種類を変更しながら行います。

【推奨人数】 40名程度(グループに分かれて実施)
【貸 し出し】 行っていません。


温暖化と私たちの生活

地球温暖化の原因や、影響、私たちの生活との関係などについて、イラストを子どもたちに見せながら伝えます。世界中の異変が地球温暖化により生じている可能性が高いと言われていることや、温暖化により、どのような過程でそうした異変が生じているのかなど、写真と関係づけながら説明を行います。

【推奨人数】 40名程度
【貸 し出し】 行っていません。

ご希望の内容に応じて、実施内容をご相談させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
■お問い合わせ先:公益財団法人北海道環境財団  担当 山本・高橋
TEL:011-218-7811