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設立の経緯・目的・背景・活動報告
三者連携協定によるスタート
連携協定調印式の様子(平成26年4月4日)
北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)は、「生物多様性地域連携促進法(平成23年(2011年)10月1日施行)」の制定や北海道による「北海道生物の多様性の保全に関する条例(平成25年(2013年)4月1日施行)」の制定など、生物の多様性の保全に向けた理解や取り組みの一層の促進など、動きの高まりを受けて、公益財団法人北海道新聞野生生物基金、独立行政法人北海道総合研究機構環境科学研究センター(当時。現:産業技術環境研究本部エネルギー・地質・環境研究所)、公益財団法人北海道環境財団の3者が連携して平成26年(2014年)4月1日に設立し、同年5月15日に生物多様性地域連携促進法に基づく「生物多様性地域連携促進センター」として、北海道からの指定を受けました。
生物多様性を取り巻く環境の変化
以降、HoBiCCは、普及啓発活動を中心に活動を継続してきましたが、生物多様性保全を取り巻く動きとして、生物多様性条約第15回締約国会議で採択された世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組み」や2023年3月に策定された「生物多様性国家戦略2023-2030」などで、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させること」いわゆる「ネイチャーポジティブ(自然再興)」などの新しい考え方が出てきました。そのほかにも、企業経営における自然関連財務状況開示タスクフォース(TNFD)等の活動の広まりや保護地域以外で生物多様性の保全に資する地域(OECM)、民間等の活動により生物多様性の保全が図られる地域を国が認定する「自然共生サイト」制度の運用も開始されました。
地域生物多様性増進法の制定
このような状況に対応するため、「地域生物多様性増進法」が令和7年4月1日に施行されましたがこれにより生物多様性地域連携促進法は廃止となり、北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)は自主的な活動を行う任意の団体となっておりました。 「地域生物多様性増進法」においても「地域生物多様性増進活動支援センター」として、第28条で地方公共団体は、関係者間における連携及び協力のあっせん並びに生物の多様性の増進に関する知識を有する者の紹介その他の必要な情報の収集、整理、分析及び提供並びに助言を行う拠点としての機能を担う体制を確保するよう努めるものとすることが規定されており、より強化した枠組みを取り入れていくため、公益財団法人北海道環境財団がこれを引き継ぐことといたしました。 今後、関係団体とともにより機動的で、ネイチャーポジティブなど時代に即した取り組みにも対応できる中間支援ネットワークなどの形を模索するため、関係団体の皆さまと一緒に検討し、実際の活動につなげていくことを考えています。
中間支援組織としての役割
今後、関係団体とともにより機動的で、ネイチャーポジティブなど時代に即した取り組みにも対応できる中間支援ネットワークなどの形を模索するため、関係団体の皆さまと一緒に検討し、実際の活動につなげていくことを考えています。
活動報告
これまでの活動実績を公開しています。
・2023年度 HoBiCC 活動報告 [PDF・北海道環境財団活動報告書3ページをご覧ください]
・2022年度 HoBiCC 活動報告 [PDF・北海道環境財団活動報告書3ページをご覧ください]
・2021年度 HoBiCC 活動報告 [PDF・北海道環境財団活動報告書3ページをご覧ください]
・2020年度 HoBiCC 活動報告 [PDF・北海道環境財団活動報告書4ページをご覧ください]
・2019年度 HoBiCC 活動報告 [PDF・北海道環境財団活動報告書4ページをご覧ください]
・2018年度 HoBiCC 活動報告 [PDF・北海道環境財団活動報告書4ページをご覧ください]
・2017年度 HoBiCC 活動報告 [PDF]
・2016年度 HoBiCC 活動報告 [PDF]
・2015年度 HoBiCC 活動報告 [PDF]
・2014年度 HoBiCC 活動報告 [PDF]