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  • 2014年度 イベントの開催報告

イベントの開催報告

【平成26年11月18日(火)開催】(共催事業)森林資源保全に向けたシカ食害軽減推進シンポジウム

シカ肉ジビエの美味しさをひろめよう

北海道ならびに全国各地で急速に増加するシカ。その食害による自然生態系や農林業に深刻な影響を与えています。こうしたシカの現状を知り、また都市部においてジビエとしてシカ肉の消費の拡大をはかるべく、シンポジウムを開催しました。

 

【平成26年11月16日(日)開催】(共催事業)

国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)生物多様性地域セミナー in 北海道 

元旭山動物園園長・地球いきもの応援団の小菅正夫氏の講演に加え、生物多様性キャラクター応援団共同宣言式を行いました。また、愛知目標の達成に向けた地域での活動事例などの発表や、円山動物園ガイドツアーを通し、生物多様性のためにできることを考えました。

 

【平成26年11月3日(月・祝)開催】(共催事業)札幌市豊平川さけ科学館30周年記念フォーラム

『豊平川と野生サケを考える』 

有識者による話題提供とパネルディスカッションを通し、カンバックサーモン運動を背景とし、豊平川の野生サケを増やす順応的管理を進めようとする「札幌ワイルドサーモンプロジェクト」を呼びかけました。行政、市民団体などが多数参加し、活発な意見交換が行われました。

 

【平成26年8月9日(土)開催】(主催事業)第5回 国際野生動物管理学術会議(IWMC)プレシンポジウム

『大型哺乳類と人間の境界線』 

クマやシカを始めとする大型哺乳類の都市部への出没は、近年大きな社会問題となっています。人間社会と野生動物との軋轢が激化するなか、今求められる「野生動物管理」とは何なのか。2015年7月に札幌で開催される第5回 国際野生動物管理学術会議(IWMC)に先立ち、議論を深めました。

 

【平成26年6月14日(土)開催】 (主催事業)HoBiCC設立記念フォーラム / 第5回 国際野生動物管理学術会議プレフォーラム

北海道の生物多様性保全と野生生物管理 ~多様な主体のネットワーク構築を目指して~

北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)の設立と、平成27年7月に札幌で開催される国際野生動物管理学術会議の記念して、北海道の生物多様性保全と野生生物管理のあり方を考えるフォーラムを開催しました。当日は400名のご参加をいただきました。

<講演会概要>

●『NPO としての役割 〜札幌市のヒグマ対策を例に〜』(NPO法人EnVision環境保全事務所 早稲田 宏一 氏)

ヒグマは豊かな自然の象徴である一方、人間社会とのあつれきを生みだすこともあり、つき合い方が難しい動物である。特に、札幌市では近年ヒグマが市街地に出没するケースが頻発し、社会的な問題になっていることから、札幌市におけるヒグマ対策の取り組みをもとに、生物多様性保全におけるヒグマの位置づけや意味、NPOとして果たす役割、さらには今後の課題についてお話しいただいた。

●『ついに大雪山高山帯にも侵入したセイヨウオオマルハナバチ 〜セイヨウ情勢から侵入経路を推定する〜』(株式会社さっぽろ自然調査館 主任技師 丹羽 真一 氏)

特定外来生物のセイヨウオオマルハナバチは、1990年代後半からわずか10年あまりで全道の低地を席巻した。そのセイヨウが、北海道でもっとも原始性が高い大雪山にもついに定着、セイヨウの高い適応能力を示すもので、今後も分布拡大の恐れが強く、脆弱な生態系への影響が憂慮される。最近の現地調査とセイヨウ情勢を使ってセイヨウが大雪山に定着するまでの過程検証結果をご紹介いただいた。

●『都市部における生物多様性保全の取り組み〜いきものと共生する緑豊かな街づくりを目指して〜』(三菱地所株式会社 環境・CSR 推進部 副長 竹内 和也 氏)

三菱地所グループでは都市における生物多様性の保全に取り組んでいる。生物資源の宝庫である皇居に広く面する東京・丸の内エリアを主要事業地としていることから、再開発街区ではJBIB(企業と生物多様性イニシアティブ)が作成した「いきもの共生事業所推進ガイドライン」に沿い、「いきもの共生事業所(ABINC)認証」を取得する等、都市にも豊かな生物相を形成することを目指した取り組みについてお話しいただいた。

●まとめ(第5回国際野生動物管理学術会議(IWMC)実行委員会 事務局長 吉田 剛司 氏(酪農学園大学教授))

エゾシカの個体数増加、札幌都市圏でのヒグマの出没、アライグマの農業被害の深刻化など外来生物の課題も山積みである北海道。他地域の取り組みから見ても遅れ気味である北海道の現状を通し、産官学民が本当の意味で一体となって、生物多様性保全の価値を見直す必要性についてお話しいただくと共に、アジア初開催となる国際野生動物学術会議を札幌で開催する意義についてお話しいただいた。

※同時開催 『見て! 触って! 生き物教材「トランクキット」が大集合!』
フォーラム開催会場では、生き物をより感じ、知ってもらうための教材として、資料、標本、写真、解説 パネルなどがまとめられた「トランクキット」の紹介展示を行いました。当日は、「ヒグマ」「サケ」「海獣」 「バイオミメティクス」「ウチダザリガニ」のトランクキットを実演し、多くの皆さんに触れていただきました(協力:CISEネットワーク、ウチダザリガニ防除ネットワーク、㈱アレフ)

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