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ドラム缶等を利用したオーダーストーブ

  • 七飯地域のビニールハウスで利用されている薪ストーブの多くは、中古ドラム缶や中古灯油ホームタンクをベースに、町内の鉄工所で製作されたものです。これらのメリットとしては、1台の導入費用が煙突込みで5~6万円程度(タンク・架台持ち込み等条件付)と、この規模の薪ストーブとしては非常に安価で初期投資の回収期間が短いことが挙げられます。また、農家さんのお話では、このサイズのストーブとしては鉄板が薄く比較的軽量なため、ハウスの使用計画に合わせて移動させることが可能という点もメリットの一つではないかとのことでした。.DSC00077.JPG

ドラム缶等だけ交換して更新

  • 炊く量によりますが、燃焼室となる中古ドラム缶等は1~3年程で朽ちてしまいます。このため、ストーブ本体に比べて厚めの鉄板を利用して扉と煙突差込口を製作しておくことで、製作コストが高い扉などを交換する中古タンクに溶接し直して利用していくことができます。このことで、新たに製作・購入するのに比べ、更新コストを3分の1から4分の1程度に抑えることができるそうです。また、長期間に渡ってストーブの使用計画があれば長い費用回収期間をとって高効率なストーブを導入することでメリットがあるかと思いますが、状況に合わせてハウスの栽培計画が変動する現場では、こうした利用が適しているとのことでした。
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地域の鉄工所で製作するメリット

  • 地域外で製作したストーブでは、購入で農家さんが支払ったお金は域外に流れてしまいますが、地域の鉄工所で製作したものは、地域経済に貢献します。また、農家さんによるタンクの持ち込みや製作された薪ストーブの受け取りなど、距離が近いというメリットは移送に伴う費用や労力を抑えることにもつながります。このほか、農家さんが持ち込むタンクの形状や用途に合わせて、対面で話をしながらオーダーで製作を進めることができるため、農家さんにとってもニーズに合わせたストーブを入手することができます。さらに、地域内の馴染みのある鉄工所で製作することで、初期の不具合や更新の際など、きめ細かな対応をしていただくことも可能になります。.

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加工中のドラム缶

煙突位置、煙突直径は農家のニーズに合わせて決められる。

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鉄板から作られた扉と煙突差込金具

鉄工所の職人の技術で鉄板から必要な部材が作り出されていく。

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加工中の灯油ホームタンク

農家ごとに持ち込むタンクの形状は様々。タンクに合わせて加工されていく。

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ストーブを載せる架台

形状は共通だが、足の長さなど農家のニーズに合わせて加工することができる。