【追跡取材→事例16】小水力発電で温暖化対策(実施地域:富良野市 取材年月:2015年8月)

自然河川での小水力発電(富良野地域小水力発電普及協議会)

追跡取材「その後の取り組みを教えてください!」

これまで、道内各地で取り組まれている温暖化対策の事例を取材してきました。
取材させていただいたたくさんの興味深い事例の中から、「その後、どうなったかな??」と気になる取り組みを、追跡取材してきました!

photo_1.jpg昨年、「自然河川での小水力発電」をテーマに、富良野市麓郷地区で富良野地域小水力発電普及協議会が行っている、小水力発電を取材しました。自然河川に水車を設置した事例は少なく、「ないなら自分たちでやってしまおう!」と実験も兼ねた取り組みです。
富良野では、市民が集まって、富良野盆地を100%再生可能エネルギーでまかなえるようにすることを目的に『ふらの環境エネルギー株式会社(仮称)準備室』を設立するなど、再生可能エネルギーの普及に向けた取り組みが盛んです。
その後の取り組み状況を聞きに、同協議会と同準備室のメンバーである有限会社三素の家次さんを、再度訪問しました。
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2015年春、富良野に新たな小水力発電所が完成しました。2メートルの落差を利用し、発電量は1.9kW。ここで作られた電気は、近くにある麓郷小中学校の緊急用電力として使用できるようになっています。普段は売電はせず職員室の電力として使用し、余った時だけ系統に連係しています。photo_4.jpg
 現在も、富良野地域小水力発電普及協議会では、新たに富良野市内で2つの小水力発電の設置に向け、準備を進めているとのことです。さらに、木質バイオマスの利用も進めるべく、地域の廃材を利用した「ふらの木質ペレット工房」を、有限会社三素で立ち上げました。借りているペレット製造装置を使って、試行錯誤しながらペレットの製造を進めています。

(取材日 平成27年8月)

「ふらの環境エネルギー株式会社(仮称)準備室」の情報はこちらから!
 [Facebook] https://www.facebook.com/furanoenviro/
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【写真1】 昨年取材した水車。見た目にもわかりやすいので、環境学習としても最適。
【写真2】 写真左側の黒い施設が、地元企業や大手企業と協力して、2015年春に新しく設置した小水力発電所。昨年取材した水車のすぐ隣に設置されている。
【写真3】 発電所内部の発電設備。富山大学の先生とも協力して発電量を決めたとのこと。
【写真4、5】 ふらの木質ペレット工房。「採算が取れるようになったら、『ふらの環境エネルギー株式会社』の事業として考えたい」と家次さん。

[本記事 に関するお問合せ]    ・本事例のPDFはこちら

有限会社 三素(富良野市錦町14番3号)
[TEL]0167-22-0383