身近な環境学習

自然エネルギー

新エネルギーとは

新エネルギーとは、「新エネルギー利用等促進に関する特別措置法(新エネ法)」という法律において「技術的には、ほぼ実用可能な段階にあるものの、従来の石油エネルギーに比べて費用がかさむため十分に普及していないもので、石油に代わるエネルギーとしてその導入が特に必要なもの」と定義されています。

新エネルギーは、「自然エネルギー」と「リサイクルエネルギー」という2つに分けることができます。「自然エネルギー」とは、今まであまり使われなかった太陽の光や熱・風の力など自然界のエネルギーを利用したものです。また「リサイクルエネルギー」とは、今まで捨てていた家庭などからでるゴミや廃棄物などを資源として利用し、そこからエネルギーを引き出して利用しようというものです。

新エネルギーのメリット
1.環境に優しいクリーンなエネルギーであること
2.石油の消費を減らすことができること
3.身近なエネルギーであり、多種多様な利用方法があること

新エネルギー導入の必要性

エネルギー資源に乏しい日本は、エネルギーの8割以上を海外に依存しています。こうした状況では、特定のエネルギーだけに頼るのではなく、いろいろな種類のエネルギーを組み合わせて、エネルギーの安定供給を守っていくことが必要です。 そして何よりも、太陽光発電や風力発電などの新エネルギーは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出が非常に少ないことから、「地球温暖化防止」への取り組みを考えるうえでも非常に重要なエネルギーといえます。

しかしながら、日本における1999年段階での新エネルギーの導入実績(太陽光・風力・廃棄物利用・バイオマス)は、エネルギー総供給量のわずか1.2%、環境負荷が小さいと考えられる再生可能エネルギー(一般水力・地熱)を加えても4.9%にすぎません。今後、新エネルギーの割合を大きく増やしていくことが必要です。


北海道における新エネルギーの活用

広大な土地に豊かな自然を有する北海道は、自然エネルギーを活用する新エネルギーの導入に積極的に取り組んでいます。たとえば風力発電は日本海側を中心に建設が進められており、その規模は全国有数のものになっていますし、太陽光発電についても、住宅用を中心に着実に導入件数が増加しています。

また、北海道を特徴づけるバイオマス(森林・畜産廃棄物など)の利用や、雪氷熱エネルギーを冷蔵・冷房に導入する施設などは全国に先駆けたものがあります。自然豊かな北海道は、新エネルギーの活用に適した大地であると言えます。

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