身近な環境学習

オゾン層

オゾン層破壊による影響

オゾン層が破壊されると紫外線量が増加します。

地上に到達する紫外線量は、オゾン量の減少によって増加することが知られています。オゾンホールが拡大している南半球のニュージーランドやオーストラリアなどは、この紫外線の増加が大きな問題になっています。

日本でも1990年頃から紫外線量の観測をしています。オゾンの減少を考慮すると、紫外線量は、1970年代と比べて最大8%増加していると考えられます。


人体への影響

オゾン層におけるオゾンの量が1%減少すると、地上に到達するUV−Bの量は1.5%増加するといわれています。UV-Bが増加すると、動植物の発育を妨げるなど生態系に影響を及ぼすだけではなく、人体に対してもさまざまな影響を及ぼします。たとえば、オゾンの量が1%減少すると、皮膚がんの発症は2%増加し、白内障の発症は、0.6〜0.8%増加するといわれています。

 

フロン

 

フロンと呼ばれているものの正式名称は「フルオロカーボン」と言い、炭素とフッ素の化合物をいいます。そのうち、CFC(クロロフルオロカーボン)とHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が、オゾン層破壊物質です。

一方、オゾン層を破壊しないフロンもあります。こちらはHFC(ハイドロフルオロカーボン)と呼ばれ、一般に『代替フロン』といいます。塩素をもたないためにオゾン層は破壊しません。しかし、代替フロンは、二酸化炭素の数百倍〜数万倍の温室効果があるために地球温暖化の原因になるとして問題になっています。
 

 

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